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天気が良いのに・・・　2002.11.23 これは、メルマガと別館で掲載されたものです。 　お昼ご飯も食べ終わって、PCに向かって占いのメニュー更新をはじめようと したけど、何故か急にあのKさん事件のことを思い出してしまって、泣きそうに なってしまった。 　Kさんを恨むわけではなく、僕がKさんに優しく出来なかったことを悔やんで いるから、こうして急に思い出してしまうのだとおもう。 こんな状況では、HPの占いメニューをリニューアルさせるという予定は、無理 かな・・・。 　こんなに天気が良いのに、どこにも遊びに行くことができない。 　こうして、くる日もくる日もPCに向かって、誰も見ないトップページを更新 したり、情報が入ったりして、商品リンクの入れ替え。サイト内の順路が予定 と違うので、修正したり。メルマガ発行したり・・・ 　こんなことばかりしていて・・・ 　テレビを見て家の中でゴロゴロしている訳じゃない。 　毎日遊び歩いているわけでもない。 　ずっと、PCの前。 　これでお金が儲かっているのなら良いが・・・・・ 　そんなことも無く、毎日毎日支払いに追われて・・・・ 　金策する宛ても無く、なす術がなくただPCに向かうだけ。 　自分でも、泣きたい。 　こうして窓から差し込む日差しを感じていると、以前同じ事をしていたよう な感覚を覚える。 　僕は、誰も仲間がいないから、友達も別れて何年も経つ。 　ましてや彼女との別れをここで語り始めたら、大変長くなってしまう。 　表現はおかしいのかもしれないけど、やはり別れた彼女が一番良かったので はないか。　そう思っている。 　もう一度会って、謝罪したい。 　元気にしていれば、いいのだが。 　Kさんは、香坂みゆきや菊川怜に似ていたから可愛いのかもしれないけど、縁 がなかったのでしょう。 　というより、僕は、Kさんの事を好きだった訳じゃない。 　なのに、何故か気になってしまっていた。 　だから、今でも不思議な存在。 　前の彼女も田中美佐子に似てたし可愛かったけど、結局別れることになって しまって・・・。 　僕が仕事で成功していたら迎えに行くこともできるけど、こんな状態では・・ ・・。 　自分でも情けなくなって、大人じゃなければ泣きじゃくるところ。 　でも、泣いても何も解決しないし。 　涙がお金に変るわけでも、ない。 　そんな事ばかり書いているキャラクターだから、誰も近づこうとしない。 　するわけが、ない。 　社会との関係が希薄な僕だけど、ご飯を食べるためには仕事をしないといけ ない。　仕事をしながら、メルマガ配信したり、HP運営していれば、こんな事 態にならなかったと思う。 　僕が、もっと器用に、要領よく生きていくことがて来たなら、幸せを掴む事 もできたと思う。 　一体、どうすればいいのだろう・・・ 　どうやって生きていったら、いいのだろう・・・ 　手話や占いを覚えるのにも教材を買ったりするお金必要だし。 　このまま生活にただ追われるだけの人生なら、10年前に会社を辞めた意味が ない。 　一体どうすれば、いいのだろう・・・ 　こうして自分の人生が上手く行かなくなると、同姓同名でピンホールカメラ を扱っている人の存在も気になるし。 　芸能人と同じな前だから自分も芸能人になるなんて、ナンセンスだけど僕の 場合は、大変気になっている。 　僕と同じ苗字の姓名判断の方式があることもあり、いわゆる自由業を営むこ とが定めなのかな・・・・ 　食べていけるのなら、どんな仕事でもいいけど・・・ 　欲を言えば、食べていけて、こうしてHPやメルマガの運営を続けられるとい いのだが。 　相談できる人も、いない。 　ただ、毎日こうしてPCに向かい、誰も来ない本館のメンテやメルマガ発行ば かり。 　ただ、鳥かごに入っている鳥が窓の外を眺めていると同じように、僕も窓の 外を見つめるばかり。 この作品を著者の熊崎吉記に無断で配布、複製、引用、編集、改ざん、販売、出版など一切を禁止します。