日本の国会議員について
2004.05.31
ミラクル勝
この作品は、先にメルマガなどで公開したエッセイです
先日、中国が尖閣諸島近海というか東シナ海で中国が天然ガス採掘施設の建設
に着手したことが確認されました。
日本側に埋蔵量の資料が無く、中国に独占されてしまう可能性があるそうです。
この新聞記事を知って僕は、もっと日本の国会議員にしっかりしてほしいと思
いました。
日本の国会議員は、各マスコミで自分たちの存在を維持するための活動を熱心
に行う様子は伝えられるものの、日本国民や日本国の利益や安全を守るために
仕事をしている様子は、ほとんど伝えられない。
北方領土も、返還されないし。
いったい、日本の国会議員は、日本固有の領土を守る意思は、あるのだろうか。
竹島をあしらった切手を発行する国があったり、台湾は、土地の台帳に尖閣諸
島を記載してしまうし・・・
日本の領土なのに、公然と日本の主権を侵害される行為が行われています。
もっと、国境警備も厳重にしてほしいと思います。
こうした国境を意識しない政策が、北朝鮮の工作船の侵入を許してしまうので
はないでしょうか。
もっと、日本の国会議員は、日本の領土について真剣に考えてほしいと思いま
す。
自分たちが政治活動するための資金源の確保や政局の行方ばかり気にして、自
分が次の選挙で当選することばかり考えている。
これは、とても憂えることです。
日ごろテレビなどで小難しいことを、もっともらしく話すけど、何も行動が伴
っていない。
年金改革法案だって、まったく駄目な内容なのに無理に成立させようとしてい
る。
社会保険庁のあり方から問い直すくらいの内容でないと、健全な運営が出来る
年金なんて出来ないと思う。
施設建設や何かの資金に流用することを止めて、国民から集めた年金のお金を
株式など金融市場で運用して民間の保険会社が運営する年金のように、将来に
渡って安全な内容のものにしてほしいと思います。

今回の年金改革法案では、パートタイマーの厚生年金加入が見送られたと報道
されています。
民社党の党首も、確かテレビに出演した際に、この問題について語っていた記
憶があります。
パートタイマーやアルバイトでも、社会保険や厚生年金に加入できるようにし
ないと、いまよりさらに、不利な労働条件で過酷な労働を強いられる人たちが
増えることになってしまいます。
企業も、社会保険料の負担を減らすために、正社員の雇用を減らしています。
アルバイトや期間社員の場合、一見して正社員よりも給料が高いことがありま
すが、アルバイトなどは、自分で国民年金や国民健康保険などを支払っている
ため、支給された給料から保険料を支払うことになります。
だから、高い給料でも保険料込みなので、正社員よりも給料が安いことが多い
です。
派遣会社や業務請負の会社で長期の派遣期間の場合で、社会保険や厚生年金に
加入できることがあります。
もし、正社員以外の雇用形態で就業する場合は、社会保険に加入可能な派遣会
社や業務請負の会社で勤めましょう。

今僕が働いている会社も、新しく入ってくる人は、60代または、18歳の人
ばかりで、僕と同年代の人が入ってきません。
結局、給料の面や社会保険に加入できない雇用形態では、家庭を持っているこ
とが多い僕と同じ世代の人たちでは、就職できないのだと思います。
就職しても、家族を養っていくことができなければ意味が無いし。
僕も、早くちゃんとした会社に転職しないと・・・
夢の中で「いつまでも孤独でいてはいけない」と天の声で怒られたけど、この
ままでは、家庭を作ることはできません。
社会的に信用される、努力しても報われる状態でないと、女性から相手にされ
ないし・・・。
2度も人生を失敗しているのだから、とんでもなく頂点に立たないと社会から
成功したと評価されない今の状況。
僕も、子供のころから些細なことがあると、死にたいとつぶやき、その結果、
せっかく一度潰した人生のリカバリーに成功したのに、また親子心中をしない
といけないくらいの出来事が襲い、ホームレスになって仮住まいのまま。
母も、どうなっても言いと、呟いてしまうし・・・
年老いた母といい年をした子供の二人家族が、たまに殺人事件を起こしたり心
中したりするのも、理解できそうな気がしています。最近・・・。
社会から孤立してしまいやすいのです。
母子家庭は・・・。
でも、僕は、恵まれていると思う。
こうしてネットでホームページやメルマガで自分の意見を発信できるから。
これが、きっとストレス解消になっているから、今の仕事も続けることができ
るのだと思います。
あとは、僕と母の両方の茶のみ友達になってくれる女性を探すことが、今最大
の僕の課題かも知れません。

今の国会議員は、サラリーマン化しているから先日小泉首相がぼやいたように、
国会本会議中に携帯電話を使ったり、雑誌を読んでる議員が居るそうです。
この人たちは、難しい本を読んで勉強してるフリをするよりも、街に出て、ホ
ームレスの人や簡易宿泊所に居る人、老人ホーム、母子寮にいる人たちや、父
子家庭の人に会って、話を聞いてほしいと思います。
この人達の声を聞けば、今の日本の実態を知ることができるので、政策の問題
点を見つけることができると思います。
子供が居るとなかなか就職できないと嘆く、父子家庭のお父さんの叫びを聞き
届けてほしいと思います。
日本は、仕事ばかりしてきて家族のことを、子供のことを考えてこなかったか
ら、出生率も下がるし、グレる子供も増える。
家庭は、借金苦でもないのに一家離散の危機。
国会議員は、マクロなことばかり考えずに、たまには、ミクロのことも見てほ
しい、勉強してほしいと思います。
こうした国民のことに関心を持ち、意識を国民に向ける努力をしていれば、日
本の領土を守る気概が芽生えると思います。
そうすると、おのずからアメリカをはじめ周辺国との付き合い方も分かると思
います。
国会議員は、今と違うことを勉強してほしいと思います。
そして、日本を改善してほしいと思います。

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