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この記事は、熊崎吉記が
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セーフティーネット     2001.06.30


 小泉首相の聖域なき構造改革が進む中、セーフティーネットについても議論されています。
 経済財政諮問会議の骨太の方針の中でも、触れられています。
 失業する人が大量に出た場合の雇用保険の準備などが、含まれますが、もうひとつ骨太の方針の中で書かれている自己啓発の支援にも注目しても良いと思います。
 離職した人が、新しい仕事に就職出来るように職業訓練が受けられるように支援したり、資金面の支援。
 とても、大切なことだと思う。
 セーフティーネットの本来の言葉の意味から離れるのかもしれないけど、再就職できる環境作り、雇用される能力作りも議論して不良債権処理が進み企業倒産が増え、失業する人が増えたときに対応できるようにしてほしいと思う。
 これは、なにも雇用されている人だけの問題じゃなくて、新しい事業を起こし果敢に挑戦を挑み失敗した場合にも、当てはまることではないかと思う。
 いくらきれい事をいっても、人間として社会の中で生きていくには、社会サービスを受けるための費用が必要。
 失業したり、事業に失敗した場合など、自分の蓄えも直ぐに底をついてしまう。
 そのため、新しい技術を身に付けるために学校に通う場合も費用が確保出来なければ、どうすることも出来ない。
 従来の生活保護の仕組みとは違った、もしものときに誰でもが利用しやすいシステムを作る必要があると思う。
 これも、セーフティーネットなのではないかと思う。
 日本は、いったん落ち始めたら簡単に一番下まで落ちてしまう。
 なのに、そこからはい上がるときは、莫大なエネルギーを必要をして一人では、到底不可能な環境になっている。
 住むところ「住所」が無くては、仕事も出来ない。
 仕事が無いから、収入も無い。
 収入が無いから、住むところを確保できない。
 とんでもない、悪循環に陥ってします。
 でも、今回の骨太の方針の中で、やる気のある人を応援しようという内容のことが書かれているので、実現してほしいと思う。
 やる気のある人、夢のある人は何度でも挑戦できて、上を目指せる社会。
 そんな社会が、訪れるとみんな充実した人生を歩むことができ、経済面だけではなく、もっと多様なことでゆとりを感じて満たされた生活を送ることが出来ると思います。


























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