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この記事は、熊崎吉記が
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 スポンサー探しの難しさ  2003.3.29   熊崎吉記

 昨年の8月で全ての派遣の仕事が終了してから今日まで、よく無収入で生きて
くることができたものだと自分でも、感心している。

 働きたい気持ちはあるけれど、今までの職場での人間関係の難しさ、人より
も仕事を進めるのが遅いことに対してのジレンマなど、気持ちの面で再就職に
踏み切れないまま、とうとう行き詰まってしまった。
 色々仕事を探したもの年齢の面や車に乗れない僕は、勤務地が限られてしま
う。 せっかく派遣で、接客の経験を積むことができたので、将来の方向性も
見出すことができたのに。
 こんなことになってしまい、悔しい気持ちで一杯です。
 先日も、テレビで、元レースクイーンの女性がレースに挑戦するドキュメン
トをやっていたけど、スポンサー探しで何か所も会社を回って自分の夢や熱意
を語って、何とかスポンサーを見つけた。
 それに比べて僕は、どうなんだろう。
 一生懸命会社訪問をして、スポンサーを探したのだろうか。
 僕は、交通費節約のため、インターネット上で全てを行なおうとしていたの
で、会社訪問していない。
 すべて、メールでお願いするばかり。
 しかも、もう10年前に会社を辞めた時の夢も、日々の生活に追われて何処か
に消えてしまい、夢を語ることもできない。
 僕に出来ることは、自分のウェブサイトに掲載する広告を募集するという形
でしか、スポンサーを募集することができない。
 
 もっと、周囲の人と会話できたら、色んな会社で働くことが出来たと思う。
 いくら自分で前向きな建設的な思考を持とうとしても、気が付いたら悲観的
な思考になってしまっている。
 だから、こういう事態になってしまっても自業自得。
 
 僕がもっと早く結婚していたら、こんなことにならなかったかな。
 もっと、しっかりした人間になれたかな。
 周囲の人と上手に会話できたなら、どんなに幸せか。
 もっと、上手に生きることもできたのに。
 母親と2人で居る。
 僕が働きに出ると、母親一人。
 母親も、自宅で僕が仕事をすることを希望することもある。
 今まで派遣で仕事に色んな現場をまわっていたので、心配なのかもしれない。
 
 一度大変なときがあったけど、何とか乗り切ることができたのに。
 今度も、働けば乗り切ることができる。
 でも、働きに行く交通費や初任給までの生活費を、どう都合つけるか。
 それに、支払は、待ってくれないし。
 昨年の間になんとしてでも、仕事を見つけていたら・・・。
 悔やんでも、悔やみきれない。
 何も文学関係の賞をとっていない、色んなコンテストで受賞していない僕は、
ライターの仕事ができるわけも無く、自宅でパソコンを使って必ず収入を得ら
れる仕事を見つけないといけない。
 そんな仕事は、ないのに。
 せっかくパソコン販売応援(デモンストレーター)の仕事ができるから、何
とかなりそうだけど、この仕事は、週末しかない。
 
 もう、全てを終わりにするしかないのだとうか。
 何か方法は、無いのだろうか。
 もう八方塞がり。
 孤独に生きることは平時なら問題なけど、こんな風に行き詰まったときは、
どうすることもできない。
 何かいい解決策は、ないのか。
 考え込む、毎日。
 そして、ただ、怯えるしかない自分が情けない。

 スポンサー探しも、暗礁に乗り上げている。
 いくら熱意を込めてメールを書いても、それを客観的に証明する手段は、な
い。 信じてもらおうと書けば書くほど、怪しく思われる。
 やはり、実際に会社訪問をするしかない。
 昔、端末を売りに飛び込み営業したことあるいけど、それとは、内容が違う。
 何とか、スポンサーが見付かることを祈るばかり。
 
 今の僕の最大の夢は、僕の本名と同姓同名でピンホールカメラとイラストレ
ーターとして有名な人がいるのだが、この人と雑誌かテレビで対談すること。
 そして、生きる方法を学びたいと思っています。
 
 




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