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この記事は、熊崎吉記が
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メルマガ独占広告配信規制   2003.01.04
 迷惑メール化していると僕は認識しているが、「独占広告」と称して第3者から有料で依頼を受けて配信する行為が、次々と大手メールマガジン配信スタンドで規制され始めた。
 これは、利用規約違反なのだが、それ以前に、有料で配信したいのなら、自分で同時配信スタンドを契約すればいいこと。
 やっぱり、メルマガの世界は、一部の人の偏った行為に流されてしまって、健全な姿を失っているのではないか。
 そう思える。
 こんな状況では、ホームページ宣伝を行なっているメルマガが全て悪い印象を持たれてしまうそう。
 いきなり広告を送りつける場合は、未承諾広告とタイトルに表示して、配信解除の手段などを表示しないといけない。
 だから、メルマガを隠れ蓑にしたDMみたいな配信が増えたと思う。
 オプトインメールを配信している会社は、独自に配信システムを持っているし、受信してくれる人へもポイントやくじといった手段で利益還元している。
 個人的に、独占広告の配信をしたいのであれば、そうしたシステムを利用できる会社があるので、そこを利用して堂々と行なえば良い。
 破格の料金で配信を請け負っているメルマガもあるけど、本当に採算が取れているのだろうか。
 いくら個人的にお小遣い稼ぎ程度の規模とはいっても、料金を支払って依頼する側からしたら、確実な配信実施と料金に見合った読者数、安定した運営が感じ取れるメルマガでないと、いくら料金が安くても信頼性にかけると思う。
 どちらにしてもサイドビジネスと称して情報が氾濫している世界は、カタギの人との狭間にあって、グレーゾーン。
 その世界は、MLM(マルチレベルマーケティング)や会員○○とかいう商法の勧誘、斡旋が行なわれている。
 そんな世界を見ているせいか、最近お友達紹介キャンペーンとMLMとの差が分かり難くなってきているような・・・。
 でも、大きな違いは、自分が紹介して契約した人が、さらに紹介して契約した人からの利益の一部が自分に入ってくるか、自分が紹介した段階で止まるのかの違い。
 やはり、仕事を請け負う場合、費用負担を求められる仕事は、注意した方が良い。
 それは、いままでの経験から言える。
 在宅ビジネスやサイドビジネスといった情報が流れている世界は、一体誰が最初に始めたのだろう。
 メルマガの世界も、このビジネス系以外の情報も流れているのに。
 ホームページ宣伝としてメルマガ一括登録を利用する人は、申込みをする際、読者の代理登録をされてもいいように、日常支障のないメールアドレスを用意することはもちろんだけど、受信トレイも分けること。
 そうしないと、一日に数百のメルマガが届いて大切なメールが迷子になってしまうから。
 そして、そこまで大変な思いをして行なったのだから、少なくとも届いたメルマガの中で、自分の記事が掲載されたか確認すること。
 次に掲載してくれたメルマガのホームページのURLを整理して、自分のHPの中でメルマガリンク集のページを作って、その中にリンクを貼る。
 そして、投稿間隔がメルマガ毎に設定さていて重複投稿に制限が掛けられているから、収集したメルマガ情報を元に個別に投稿する。
 また、頻繁に投稿したい場合は、各メルマガの有料投稿を利用すること。
 なんでメルマガの多くは、一括投稿の利用者に購読を義務化しているかというと、僕が思うに今回は、お試し版として掲載したけど、次回からは、メルマガ運営者のページから投稿して欲しいとか、有料広告を利用して欲しいと言う願いがあるから、自分のメルマガを知って欲しい。読んで欲しいと言う思いが込められていると思う。
 だから、一括投稿では、投稿期間が30日だけど、メルマガに直接投稿する場合は、1週間期間を空ければ再投稿可能といったように、優遇されている場合もある。
 無料で自分のサイトや商品、仕事などを宣伝してくれる手段としてメルマガによるHP宣伝は、有意義な方法だと思うけれど、そのメルマガを運営しているのは、機械でなく生身の人間。
 人間だからこそ、経済活動をしないと生きていけないわけで、繰り返しサービスなどを利用する場合は、お礼の意味を込めてリンクを貼るとか、たまには、有料広告を利用するなどすることも、メルマガ発行者と円滑な関係を築く上で重要なことだと思う。
 インターネットの世界でも、もっと有機的な結びつきが生まれたら、健全化してサービスを行なっている個人や企業も採算が取れて、後に続く人、インターネットの世界で起業してみようと思う人が増えると思う。
 そうした人が増えることで、この硬直化した日本の経済も復興させることができると思う。
 メルマガの独占広告規制を見て、色んな背景を垣間見た思いをした。

 















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