|
|
|
|
|
|
この記事は、熊崎吉記が
作成しました。
無断転載・使用を
固くお断りします。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
同姓同名 2003.01.03
|
数年前夕方のテレビニュースを見ていたら、おじさんが出ていて、その瞬間僕
は、凍りおついてしまった。
なんと、テレビの字幕で紹介されている人の名前は、僕とまったく同じ。
鳥肌が立ってしまい、とても怖い思いをした。
変った苗字だから、まさか同じ名前の人が居るとは夢にも思っていなかった
し、ましてやその人も本を出版しているなんて。
二重のショック。
その人は、ピンホールカメラの研究やイラストレータとして有名な人。
僕とは、全然知名度が違う。
これだけなら我慢しないといけないのかもしれないけれど、僕も本名で詩集
を出版しているのだが、インターネットなどをはじめ出版物のデータべースで
検索したとき、僕の詩集と一緒にピンホールカメラの人の本も一覧表示されて
しまう。
知らない人が見たら、ピンホールカメラの人が詩集を出版していると誤解され
てしまう恐れもあるので、この詩集は、僕の本というのをどうやって沢山の人に
理解してもらえるか途方に暮れている。
まさま、同姓同名の人が出版するとは思わなかったし、そのときは、出版でき
ると思っても見なかったので、本名で出版した。
それが、今になって誤解を招くような事態になってしまって。
僕自身、信じられない出来事です。
僕と同姓同名の人は、このピンホールカメラで有名な人の他にも居る様子。
僕が僕である証明は、いったいどうしたらいいのだろう。
誕生日が違っていることを、祈るばかりです。
しかし、僕と同じ苗字の人は、紅茶教室などを開いて活躍されていたり、姓名
判断で有名な方もいる。 本を出版されている方も、何人かいる。
そう考えると、この苗字の人は、サラリーマンの方もいるけど、クリエーター
や文芸系、芸能系で仕事をしている人が多いように思える。
僕も、サラリーマンを経て紆余曲折の末派遣で働きながら創作活動を続け、去
年の後半から仕事も途絶えて、無職状態。
創作活動やホームページとメルマガ運営に集中する日々を送っている。
けれど、収入源を絶たれている状況では、何か仕事を見つけないといけない。
そして、これだけ大きくなったホームページとメルマガの運営も続けられる
仕事を探さないといけない。
こうして模索している間に、2003年を迎えた。
幸いパソコンの販売応援をしていた経験もあるので、詩や物書き以外に、パソ
コンAV機器、通信関係の記事を書くこともできるから、テクニカルライターに
なれたらと思ったりしている。
でも、年齢も、34歳なのでこれから新人として理想の世界に入るのも迎え入
れる側にも抵抗があると思うし、僕も正直自分より年下の人のリーダーの元で仕
事ができるか不安もある。
僕も派遣で経験を積み重ねながら仕事をすることができたら良かったけれど、
行く先々の現場で仕事の内容が違うから前職の経験を生かすことも出来ず、毎回
リセットして仕事をしてきたので、リセットすることに疲れ果ててしまった。
僕自身、新しい世界に挑戦するエネルギーを失ってしまっている。
これでは、転職先、アルバイト先を探そうとしても無理。
僕自身がやる気になれば、こんな年齢だけれど仕事を教えて下さる方と巡り
会うこともできると思うのだけど、この身動きできない状況になってしまっては、
それを望むことも難しい。
だからホームページを活用して現金収入を得る仕事と出会うか、自ら開発し
ないと生きていけない。
どうやって生きていけば、自分が得意としている分野、興味を持っている分野
に携わりながら生きていくことができるのか、どうすれば仕事とプライベートの
活動を両立させることができるのか。
2003年は、この事をしっかり考えて生きて行きたいと思っている。
今までの経験や知識も活かして、人の役に立つように生きていきたい。
人の役に立たないと、収入を得られないから。
もっと、上手に強かに生きることができたなら、こんな人生にならなくても
良かったと思う。
せっかく新しい年を迎えることが出来たのだから、長期の計画を立てるも大
切だけれど、今日明日の収入が確実にあるように生きなければ、本当に大変な
ことになって、せっかくここまで成し遂げたことを全て消さなくてはいけなく
なってしまう。
何度も何度も挑戦しては、潰される。
早く、その生き様から抜け出さないといけない。
そうしないと、ここまで来た意味がないから。
生きることは、本当に難しい。
つくづく、そう思う。
|
この作品を著者の熊崎吉記に無断で配布、複製、引用、編集、改ざん、販売、出版など一切を禁止します。 |
|
|
|